Allen式 麻雀 標準規則

Allenが作成した 3人麻雀の 規則。自作 麻雀アプリで 採用する。

日本には 公式の麻雀規則が なく、習慣から なりたっている。そのため、役や 用語に ついての 厳密な 定義が ない。なかでも、立直後に 杠が できる 条件や、ながし満貫の 成立条件は、非常に ややこしい。Allenのような エンジニアを なやませている。

Allenの規則は、「例外が すくなく、把握しやすく、不備が ない」ことを 目標に していると 同時に、各所に Allenの このみを 反映している。

免責事項 (Disclaimer)

この規則体系が どこかで 採用された 実績は ない。「これを 採用しろ。」と Allenが 他人に せまる 気は ない。これから 麻雀を まなぶ人に、Allenが この規則が ふつうかの ように 吹聴する 気も、ない。(幼少期に Allenは これらを していた… はずかしい。)麻雀を するときは かならず その ばしょの 規則を たしかめるのが たいせつだ。

ここでは、基本的な用語は 説明なしに でてくる。

用語一覧:

村規(ソンキ / むらさだめ)… ローカルルールのこと。

補花(ホカ)… 花牌を ぬいて 補充する 行為。

杠… 槓の略字体。

終局… 局の終了。たまに「試合(東風戦、東南戦 など)終了」の イミで つかう人が いるが、「流局」などとの整合性が とれない気が するため、Allenは このまない。

★東南戦。 4万点もち。終局時 0点未満だと トビ終了。 和了連荘。和了やめ なし。延長戦 なし。

トビは 「しはらいが できないとき」に 発生する、と かんがえると 自然。もち点は 設定から かえられる。三麻のため、Allenは 4万点を 標準にしている。例外を なくすため、和了やめや 延長戦は なくした。

★赤ドラは 各2個 いれる。

アプリの設定では 全赤や 各1個も えらべる。

★同一の発声は 上家優先。

複数ロンは 頭ハネ。もし Wロンを みとめると、つみ棒・立直棒・連荘判定が 複雑になって、よくない。また、同一牌が 5個以上 あると、ポンの重複が おきうる。ロン同士も ポン同士も 上家優先、で統一すると スッキリする。

★杠ドラ なし。

場が あれて よくない、と Allenは 感じているため。

★ながし満貫 なし。

処理が複雑であり、「自分の副露」「自分の立直」「連荘判定」「複数人同時成立」「拒否権の有無」「満貫かハネ満か役満か」等、村規の差が トラブルを うみがち。

★花牌は 4個 つかう。

つかわない 選択も できる。北を ぬきドラに するのは、「手牌で つかえる 条件」「手牌で 役牌や ドラに なるか」「北への ポン・ロン」「すてても よいか」「自分が 北を ぬいて 北まちだと フリ聴なのか」等、村規が おおい。そのため、Allenは 花牌を 推奨。花は すてられない 仕様。

★フリ聴は 現物のみに 適用。

フリ聴を 現物のみに すれば、「まち牌」を 把握しないことに よる 反則が なくなる。爽快感が うまれる。かつての 「アルシアル(二十二)麻雀」の 規則だし、現在でも ヒロシマとかの 村規では いきていると いう。

★流局は、山が 0個のときに 自摸ろうと したら 発生。途中流局 なし。

海底で 杠や 補花を したら、補充せずに そのまま 流局(中国麻雀でも 同様らしい)。

★暗杠は 4個の牌を うらがえす。

中国と 同様にする。「国士で 暗杠の牌を ロンできる」という 村規を 無視できるのが 利点。

★原則として、ポン、杠、立直、補花に 禁則事項は ない。

いわゆる 「自摸番なし立直」を みとめる。

ポンの直後にも 杠や 補花が できる。

海底でも ポンや 杠や 補花が できる。

立直後の 暗杠は すべて あり。ただし おくり杠は なし。(「フリ聴は 現物のみ」と 併用しないと、多少 ややこしくなる。)

「くいかえ」は 無制限。

杠の回数は 無制限。

フリ聴立直は 無制限。

★王牌は ない。

108牌(花が あると 112牌)を すべて 自摸る。嶺上牌は たんに 次の 自摸牌を ひく。

ドラは 卓外で きまる。全種類の牌から 1種類が 無作為に えらばれ、それが ドラになる。花は えらばれない。

★七対の 4丁づかい あり。

Allenの このみ。

★同一牌を 5個以上 つかった 和了形も 有効。

一部の モードでは 発生する。そもそも 「同一牌は 4個しか 存在しない」は 麻雀の 大原則では なくて、標準的な 麻雀セットの 特徴に すぎないのでは? と Allenは おもう。

★立直宣言を ともなう 打牌が ロン和されたら、立直棒も はらう。

立直棒を もどす 処理が たいへんなため。

★「天鳳」との 共通点:

聴牌料は 場に2千点。意図的な ノー聴宣言は 非実装。

1翻しばり。

オープン立直は ない。

役・点数関連

★くい断 あり。

三麻だと 逆に 断幺は できづらい。

★北は 役牌。

「MJ」や 関西三麻や マレーシアで 採用されている。役牌のため、雀頭にすると ピンフが 成立しなくなる。

★補花では 嶺上開花は つかない。

補花は 杠では ないから、つかない。国際規則では これを 明示するためか、「杠上開花」に 改名されている。

★海底は、山が 0個のときに 和了すると 成立。

歴史的には おかしいようだが、杠が からむと よく 混乱するため、簡素化した。

★人和は 8翻役。純全帯幺や 混老は 1翻まし。大四喜や 九連は 1.5倍役満。

基本的に Allenの このみ。

★自摸損なし。すべて 1千点単位。

まず 和了点を 「翻数x2千点(親は3千点) + 本場x1千点」で もとめる。

つみ棒が あるときの 摸和は、つみ点を くわえた 点を 2人に わりふる。

子の摸和は、親が2/3、もう1人の子が1/3。1千点 あまったら 子に たし、2千点なら 双方に1千点ずつ たす。ただし、1千点の 摸和は 親が はらう。

親の摸和は、2人が1/2ずつ。1千点 あまったら 南家が はらう。

例: 子の 9k点(満貫1本場)は、子が3k、親が6k。親の 13k点(満貫1本場)は、南家が7k、西家が6k。

★パオなし。

「MJ」と おなじ。パオが あると、W役満や Wロンが からむと 混乱する。

★ワレメなし。

設定から かえられる。ありに したなら、つみ点加算と 分配(摸和のとき)を してから 最後に ワレメを 適用する。

★万能牌(心の牌を ふくむ)の あつかい:

万能牌は 翻数が 最大となるように えらばれる。

万能牌を 5個目以降の牌と みなしても よい。

万能牌は 赤ドラとは みなさない(全赤であっても)。

万能牌のみで 門子や 雀頭は つくれない。したがって、白マイティでは 小三元・大三元は ない。

万能牌は ポン・杠には つかえない。

★お多福: 5門張以上で 和了すると 「まち数-4」翻を 追加。フリ聴なら 無効。しばりは みたさない。

「ハッケヨイ」氏が 考案したもので、少牌マイティでは よく つかわれる。ここでいう 「フリ聴」は、「まち牌を 1個でも すてている 状態」と する。Allenの 設計上、5個目の牌も まち牌に ふくむが、白マイティでの 白は まち牌に ふくまない。

★即・W立直・天地人和は、ポンや 杠では きえない。

判定が たいへんなため 非実装。天鳳・雀魂の 規則では、ぬきドラ(北)を つねに ぬくと すると、南家だと 約43%、西家だと 約70%の 確率で、地和・W立直が けされる。 Allenとしては 不快である。