(2022/09/15)

Allenにとって 興味ぶかい ニュース記事が あがっていた:

背の ひくい順に ならぶのは 差別?

Allenは 人よりも 背が のびるのが ゆっくりだった。3月うまれで あることに くわえて、思春期が くるのが おそかったようだ。同年代の 男子たちの あいだに 「背が たかいほうが すぐれている! チビは はずかしい!」って 価値観が ゆきわたっていたから、Allenは 15才ごろまで はずかしく 感じていた。

* 以下、特別な感情を こめずに 「低身長=チビ」「高身長=ノッポ」の語を もちいる。

背の順に ならばされるのも すきでは なかったから、記事の うったえにも やや 共感できる。けれど、もし 50音順とかに かえたら、チビと ノッポが 近接する ばめんが でてきて、それは それで 不快にも おもえる。劣等感が ある かぎり 解決しない。また、中学ごろから Allenは ノッポの そばに たっていると ムラムラ してきたから、別のイミで 危険だっただろう(笑)。

「チビは はずかしい」って価値観は やはり ねづよい。生物としての 本能にも もとづくだろう。電車とかで、チビの男性が 友人や カノジョと しゃべっているところに ノッポな男性が ちかよると、チビ男性は とたんに くちかずが へる、という光景を、Allenは なん度も 目撃した。

劣等感を やわらげる よい方法は なんだろうか。ひとつは、ノッポの デメリットを 教育することか。じっさい、背が たかいほど、としを とってくると 腰を いためやすく なる。心臓病にも かかりやすい。

算数の授業で 「背たけの 平均値を もとめなさい」って 設問が だされたり、英語で 「tall」や「short」を つかった 会話を させられたり するのも しばしば あって、たのしくは なかった。虫や魚の おおきさとか ビルの たかさを 題材に すれば いいのに、と 感じていた。

たとえば、あるとき 宿題のなかに

[Q] Alice、Bianca、Cindy の 3人が います。最上級を つかって、下の2文と おなじ内容を 1文で あらわしなさい:

・Alice is taller than Bianca.

・Bianca is taller than Cindy.

ってふうな問題が あって、模範解答は

[A] Alice is the tallest of the three.

と なっていた。こういう問題を とかされると、自分の 体型を 自覚させられるようで、おもしろくなかった。

それとは別に、この問題の 正解は 理屈が とおらない。「おなじ内容」は 「情報量の ひとしい」と とらえられる。しかし、「A>B かつ B>C」と 「A>B かつ A>C」は 同値では ない。後者の文では BとCの 大小が 不明だ。で、同一形式の問題が 期末試験にも だされて、Allenは 「教師どもは アホか?」と おもいつつ、想定された こたえを しかたなく かいた。「ふみ絵」を ふまされて いるような 気分だ。

背たけの 大半は DNAによって きまってしまう。のびる はやさも まちまちである。思春期が くるのが はやかった 人は、のびるのが とまるのも はやい。ご存じのとおり、思春期は 女子のほうが 2年ほど はやく むかえる。モデルの Heather Greene も、15才のときに 196cmで とまったと はなしていた。

となりに たっている Jakeという 男性は、発育不全か なにかだろう。Heatherは するどい 目ぢからを していて、脚や 腕には セクシーに 肉が のっており、Allenが 理想とする タイプの ひとつで ある。ヒールを はいていることも くわえて、まさに 「壁」のような 威圧感を あたえている。

Allenが 17才のとき、

友人「Allenって デカくね?」

Allen「なにが デカいの?」

「なにが デカいって、身長以外に ないだろ」

「あー、172だね」

「172? オレのほうが デカいじゃん」

って やりとりを した。なぜか 実際より おおきいと おもわれていたらしい。

Allenが 14才のときは たしか 150cm弱だった。学年で 最大の ノッポは 177cm くらいだった。つまり、次の画像くらいの 体格差が あった:

Allenは むかしから 「進撃の巨人 (AoT)」を、男性どうしの 体格差を たのしむ アニメとして 視聴していた。「エルヴィン・スミス (Erwin Smith)」団長は 「AoT」で いちばん すきな キャラである、というか 全アニメ中で もっとも 魅力的である。公式設定で 188cm(6' 2")と されていて、しかも 筋肉と 脂肪も かなり のっているように みえる。Allenにとって セクシーな 要素が つまっている。

支配的(dominant)な人と 従属的(submissive)な人との 関係に、Allenは あこがれる。具体的には、女性が 優位に たつ(female domination = femdom)関係 だったり、男性どうしの 関係 だったり する。体格差は、支配・被支配の 関係を おもいおこさせる。こういう感性を やしなってきたのは、幼少期からの 教育か。